コケ植物は、陸上植物の中で最も原始的な植物群であり、一般的には、根・茎・葉の区別がなく、大気中の水分を体の表面で吸収できることから、実に、自重の8倍もの水分を蓄えることが可能です。
25,000種類にも及ぶと云われるコケの中でも、「スナゴケ」はとりわけ乾燥に強く、自然の降雨だけでも生命を維持することができます。
乾燥時は、茎葉体(葉のような部分)の先を丸め『仮死状態』となりますが、保水するとすぐに茎葉体を広げ、鮮やかな緑色となります。
コケは、他の植物と異なり、微生物分解によってCO2を大気に還元することはありません。(嫌気性分解)そのため、極めて高い炭素の貯留性を誇ります。